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ラグビー精神

繰り返し聞いてきた言葉であったけれど、

一昨年日本で開かれたラグビーのワールドカップで、

心動かされるプレーの数々を見るたび、この言葉が実感を持って重なった。

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」

もとは西洋に古くからある言い回しのようだ。

どうゆうわけか、ラグビー精神と関連づけた用い方は海外では少ないという。

日本には「みんなのために」の精神を人生そのものに重ねたラガーがいたようである

ワールドカップでも大活躍した福岡堅樹選手。日曜日の試合で、現役を退いた。

医師を目指し順天堂大医学部で勉学に専念する

大きなけがを負った高校時代、出会った医師に影響を受けた。

人に寄り添う姿に将来を重ねるようになったそうだ。

内科医だった祖父、歯科医師の父の存在も医の道に進む力になった

28歳で今なお実力は一線級である。

所属するパナソニックがトップリーグ優勝を決めた最後の試合でも、速く、強く、

チームのみんなに頼りにされていた。

決めたトライの見事なこと。

7人制の日本代表として、東京五輪に出る能力が十分にあるなかでの引退だ

コロナ禍で、医療関係の人々の仕事の重みを強く感じた。

「自分も人に必要にされる存在になりたい」と語っている。

競技生活や五輪への未練はないそうだ。

楕円球に代わり、患者の思いを抱えて進む新たな道である

                           ※引用元 中日春秋より