恋愛が続かない30代女性の多くが20代で不倫を経験。その後遺症を脱する方法【前編】
長く付き合った男性には妻がいた

結婚したいのに、
できない……選ばれない原因がわからないと苦しむ女性は多い。
その人の恋愛がうまくいかない核心部分は、
通常の会話では探り当てることが難しいので、
私は優子さんの過去の恋愛について伺うことにしました。
「最初に付き合ったのは、大学時代に出会った超名門大学の他校の学生で、
向こうから押されて付き合い始めました。
最初は大切にされたのですが、だんだん体だけを求められるようになり、
それを拒否したら交際を断られました」 その後の恋愛も似たようなパターンだと言います。
「道ですれ違いざまに“一目ぼれしました。
付き合ってください”と言われたこともありました」 声をかける男性にいちいち応じていたら、
身も心も持ちません。
優子さんは感覚的に「この人はいいな」という直感を大切にして相手を選んでいたそうです。
「最初は本当にどの人も優しくしてくれるのです。
私も“この人は”と思わないと、関係をすすめません」 優子さんは人間的な魅力もあります。
男性に依存しているところは少ない。だからこそ何かが引っかかりました。
そこで私は「失礼ですが、不倫の恋愛関係の経験はありますか?」と伺いました。
「あります。不倫なのでカウントしていませんでしたが、
23歳から28歳までの5年間、勤務先の上司と恋愛をしました。
上司は“妻とは不仲で、やがては離婚する”と言い続けていましたが、
その間に子供が2人も生まれたのです」 28歳のときに、
この関係は不毛だと判断した優子さんは、転職と同時に関係を終わらせます。
これからは落ち着いて、将来の結婚も視野に入れられる恋愛をしよう。そう強く心に決めたのでした。
しかし、それから出会う男性とすべてうまくいかない。
それは「不倫の後遺症」ともいうべきものがあるからです。
多くの不倫は家族を傷つけるだけでなく、自分自身の人生も損なうような暗い影響を及ぼします。
※引用元 Suits womanより